御手洗神社拝殿天井画(2008年6月29日、神殿修築・拝殿新築)      
 ※以下の写真と文面は加藤氏よりお借りしたデータを掲載しました。











































































































ソーシャル・ネットワーキングmixi にフォトアップしたときのコメントです。

御手洗神社拝殿天井画です。1;花丸・氏子の方たちに呼びかけて最外周に描いたものです。  
花にこだわっています。絵として華があります。  なによりエコロジー絵画です。

2:四神・陰陽五行説いらい広く知られている四神ですが、  高松塚、キトラ古墳より後の像造例を見ませ  ん。  なければ気の利いた新デザインで・・・  拝殿四隅だけでなく神社そのものの四方を守ります。

3:六龍:陰の最凶数、六龍にすることで、最強の龍たちとした。大厄ほど力を発揮するので、厄払いの神社としては、類例を見ません。六龍の内訳は四方四色(青龍、赤龍、白龍、黒龍)中央(黄龍=この絵では金)+銀龍(大陰=月)、金銀は天地とみる見方もあります。水墨画風に描けば楽だったかもしれませんが、それでは華がない・・・四色の龍たちは2頭ずつでメビウスの輪になっています。金銀龍はinfinityでありながら、クラインの壺なのです。つまり龍たちは位相空間の龍たちです。

4:無限大(Infinity):キヨナガ正憲龍の四隅には、招聘作家を入れています。左上8枚の無限大はシルクスクリーン版画です。手持ち、あり合わせの版利用、透明メディウムを刷り、砂鉄(黒)、金粉を振り掛けたものです。金粉といっても真鍮の粉末だから、数十年後には黒変し、さらに緑錆を吹きます。

5:有孔ボード:雪野恭弘右上8枚、建材としてこのようなものがありますね。宮司、禰宜、等「あそこには、いつ絵を入れてくださるのでしょうか」あれが絵なんです。との返答に怪訝な顔をしたままでした。画家・赤瀬川原平(作家・尾辻克彦)の野間文芸賞受賞作、小説『雪野』ですっかり有名になってしまったが、画家として有名になったわけではない。しかし作品はいつもいい。

6:下ふた隅は「真萱天満社」のときの2名が脱落したので、自前になってしまった。格天井の中の市松という入れ子構造です。3/25付、新聞のコラージュにドリッピングというお手軽ながら、タイムカプセルなのです。なにより自前なので、遠慮無く龍が乗れるのがいい。

参詣曼荼羅宮曼荼羅あるいは参詣曼荼羅21世紀風。大分市、御手洗神社21世紀風!のゆえんは部分的に透視図法を援用してるところぐらいか。野水(大野川)をすやりがすみに見立てているあたりも、現代絵画と言えるかもしれない・・・漢詩フライヤー追加UPです。七言絶句仄起上平声四支韻になります。

秋の一日、祭りの幟旗はためく散歩道をほとほと歩いていて思いついた。そうだ、神印を奉納しよう!

宮司さんの喜びようはこれほどの神印をもつ神社はそうそうはない!とのこと。

同道の区長、宮総代おおいに面目をほどこした次第。

手持ちの石は少し大きいようだが大は小を兼ねる。二寸角(6センチ)布字どおりの読みと側款を墨書。第一行目はかくかくと読む。印を三宝に、印影を額装して神前へ!!奉納式!玉串奉奠中は区長。
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